セミナー報告
「詐欺・なりすましメール等のセキュリティ対策」セミナーを開催

Web・情報セキュリティ専門部会では、近年急増している詐欺・なりすましメール等における対策について、総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部 利用環境課より板村氏を講師に招き、3月7日にセミナーを開催した。
令和5年のフィッシングによる被害は約87億円と、過去最多となっている。講演では、なりすましメール対策として企業側にできる、送信ドメイン認証技術(DMARC)の解説のほか、SMSの不適正利用対策等、詐欺に遭わせないための各種対策について紹介した。
また、関連するセキュリティサービスを提供する賛助会員2社(㈱リンク、㈱アズジェント)より、巧妙化しているフィッシング詐欺の事例や、直近のDMARC導入状況と導入後の注意点等の紹介があり、送信側・受信側それぞれのメールにおけるセキュリティ対策サービスを提案した。
セミナーはハイブリッド開催され、会員34社51名が参加した。