

女性の通販の利用者に、「最近1年間に、通販で下着・ランジェリー(以下、下着)を購入した金額は合計いくらですか?」と聞いたところ、通販による下着の年間購入額が多い「通販下着こだわり女子県」1位は岡山で14,750円となり、全国平均7,632円比の約2倍という結果でした。2位は香川で11,958円、3位は愛知で11,940円、4位は三重で11,742円、5位は神奈川で11,087円でした。
また、通販で下着を購入する女性のうち、勝負下着の購入者の割合が高い「通販勝負下着女子県」の1位は高知で53.8%となり、全国平均と25.4ポイントの差をつけ上位となりました。続いて2位は大阪で46.1%、3位は茨城で42.2%、4位は京都で41.6%、5位は秋田で40.8%でした。
▶ 通販における下着購入額が最も高かった岡山は、子ども洋服購入費が全国1位、子ども下着購入費でも2位と、下着をはじめとする子どもの衣類にお金を掛ける傾向がある。また、女性の家事労働時間も10位で上位にあることから、時間を効率的に、賢く通販を利用して、下着を購入していると考えられる。
▶ 通販における下着購入金額で、「勝負下着」の割合が最も高かった高知は、姉さん女房率が全国4位であり、また女性の人口比率の高さが全国3位である。このように、恋愛面において女性が男性をリードしている傾向があると考えられ、勝負下着の購入率につながっている可能性がある。
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1970年生まれ。東京大学文学部卒。システムエンジニアとして活動する傍ら、「都道府県別統計とランキングで見る県民性(とどラン)」や「年次統計」などデータベースを駆使した統計サイトを複数運営。 都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]はこちら > |
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