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「置き配対応」「配送品質」「出荷波動への対応」「倉庫配置」について情報交換を実施【物流委員会】
物流関係活動報告

2026年3月27日

「置き配対応」「配送品質」「出荷波動への対応」「倉庫配置」について情報交換を実施【物流委員会】

「置き配対応」「配送品質」「出荷波動への対応」「倉庫配置」について情報交換を実施【物流委員会】

2/19(木)に今年度3回目となる物流委員会を実施しました。
委員会冒頭には賛助会員のディーエムソリューションズ(株)とラピュタロボティクス(株)が物流波動対策について講演し、29社35名が参加しました。
講演アーカイブを正会員限定で公開しています。
会員ページログイン後、サイドメニューの「アーカイブ配信」よりご覧ください。

その後の情報交換会では正会員15社による闊達な情報交換が行われました。
以下に当日の議題と概要の一部をご紹介いたします。

置き配への対応状況

多くの企業が、自社の注文システムで直接置き配を指定する形ではなく、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」や佐川急便の「スマートクラブ」といった配送会社が提供する会員サービスを通じて、顧客自身が選択する運用を採っていることが明らかになりました。
全体として、顧客の利便性向上や再配達削減という社会的要請に応えたい意向はあるものの、不正注文リスクや商材の特性、システム開発の負担といった課題とのバランスを取りながら、慎重に対応を進めていることが分かりました。

配送品質の管理とKPI

遅延、紛失、破損、誤配といった配送品質に関する各社の管理方法と課題について議論されました。
多くの企業が配送会社と月次などで定例会を開催し、発生した事象を都度フィードバックする形をとっている一方、KPIを明確に設定し、定量的な管理を行っている企業は一部に限られることが分かりました。
各社が品質維持のために配送会社と密なコミュニケーションをとっているものの、管理レベルや課題認識は個社毎に違いがありました。

出荷波動への対応策

セールや新商品発売、メディア露出などによって発生する突発的な出荷量の増加(出荷波動)への対応策について議論されました。
定期便顧客が8〜9割を占める企業では予測が立てやすい一方、多くの企業が需要予測の難しさに直面しており、共通の対応策が共有されました。
各社とも、精度の高い予測を軸にしつつも、予測が外れることを前提とした柔軟な人員配置と、作業の優先順位付けを組み合わせることで、出荷波動を乗り切っていました。

複数拠点倉庫における在庫配置と拠点位置の決め方について

複数拠点で倉庫を運用する際の在庫配置の考え方と、拠点間の在庫輸送(横持ち)コストの管理について各社の対応について議論しました。
BCP対策の観点から複数拠点を検討する企業は多いものの、在庫管理の複雑化やコスト増を理由に、結果的に1拠点で全国をカバーしている企業が大半を占めています。
議論を通じて、複数拠点戦略はリードタイム短縮という顧客サービス向上に繋がる一方、在庫コストや輸送コストの増加という経営上の課題を伴うため、扱う商材のSKU数、単価、物量を慎重に評価した上で判断すべきとの結論になりました。

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