国民生活センターでは、2023年4月に偽物が届くインターネット通販トラブルで代金引換サービス(以下、「代引き配達」という。)の利用が増加している旨の注意喚起を行いましたが、その後も同様のトラブルが依然として寄せられています。
代引き配達では消費者は宅配事業者に代金を支払って荷物を受け取るため、事前に代金を支払ったのに商品が届かないといったトラブルはなく、また、クレジットカード番号等を販売サイトの運営事業者に伝えずに決済できるため、気軽に利用できる点が大きなメリットとされています。
しかし、「届いた商品が広告と異なり、偽物(粗悪品)だった」「返金を求めたいが販売サイトと連絡が取れない」といった相談が多く寄せられています。
販売サイトと連絡が取れない場合であっても、代引き配達を請け負った宅配事業者に商品代金の返金や補償を求めることは難しく、解決が困難となるケースが目立ちます。
そこで、代引き配達を利用したインターネット通販のトラブルについて相談事例と問題点を紹介し、改めて消費者への注意喚起を行っています。
■詳細
・2025年8月20日公表
「代引き配達を利用したインターネット通販のトラブルにご注意-代引き配達だからといって安心せず、販売サイトの表示等をよく確認しましょう-」(国民生活センターHP)